NEWS NEWS 記事
2017.1.2

【2017年酉年】正月の暇つぶしに、美味しい地鶏の勉強を

【2017年酉年】正月の暇つぶしに、美味しい地鶏の勉強を

あけましておめでとうございます!

2017年、酉年。

比較的安価で手軽に調理できることから、庶民の味方とされている鶏肉。最近は高級志向やご当地グルメの影響もあり、国産の地鶏の人気が高まっている。おせちやお雑煮を食べるのも良いが、縁起よく干支の“トリ”も食べてみよう。だがそもそも地鶏とはなんぞや?

ひとつは在来種の純系によるもの。もうひとつは、在来種を素雛の両親か片方の親に使ったもので、在来種由来の血液百分率が50%以上のものを指す。生産方法では、飼育期間が80日以上で、28日以降に平飼い(放し飼い)されていたものなど厳しい想定がある。

 

日本各地の地鶏たち

01.比内地鶏

hinai
写真/JAあきた北央農業組合

天然記念物の比内鶏のオスとロード種の雌を掛け合わせた一代交雑種で、雌は150日以上、雄は100日以上の間、放し飼で飼育される。肉質は素晴らしく、噛むほどに肉汁が溢れ出す。

 

02.奥久慈しゃも

okukuzi
写真/農事組合法人 奥久慈しゃも生産組合

茨城県北部の奥久慈にて、県養鶏試験場が育種した闘争性のない「しゃも」と、卵肉兼用種との交雑種を用いて、雄は120日、雌は150日まで専用飼料で管理・飼育。「しゃも鍋」が人気。

 

3.名古屋コーチン

nagoya
写真/社団法人名古屋コーチン協会

正式な品種名は「名古屋種」といい、卵をよく産み、肉も美味しいので卵肉兼用種に分類。雄で2.7~3.0kg、雌で2.0~2.4kg、120~150日ほどで出荷される、コクがあるのが特徴。

 

4.阿波尾鶏

awabi
阿波尾鶏ブランド確立対策協議会

徳島に昔から飼育されてきた赤笹系軍鶏を改良してできた阿波尾鶏。それにプロイラー専用種の雌系統を掛け合わせた肉用鶏だ。徳島の大地で80日以上かけて丹念に飼育されている。

 

5.さつま地鶏

satuma
写真/地鶏振興協議会

天然記念物・薩摩鶏の雄と、在来種・ロードアイランドレッドの雌を掛け合わせた第1世代を、さらに交配・選抜をして作り出した固定種。120~150日と長期間飼育している。

 

6.青森シャモロック

aomori
写真/青森シャモロック

青森原産の横班シャモと肉質の良い品種の鶏を交配。県の認定農場にのみ雛が提給され、「飼養管理マニュアル」に従って飼育。味が濃厚で出汁がよく出るため鍋やラーメンが好評だ。

 

7.讃岐コーチン

cohtin
写真/讃岐コーチン普及推進協議会

中国原産のコーチンを素材に香川県畜産試験場で独自に開発した讃岐コーチン種鶏を活用し、協議会が認める交配により生産される高品質な肉用鶏。噛めばほとばしる肉汁が旨い。

 

8.会津地鶏

aidu

450年前から福島県会津地方に生息する希少種で、一時は絶滅寸前に。近年、県養鶏試験場で改良され、純粋種よりも大型で肉質、産卵能力も向上した。100日以上平飼いで飼育される。

 

9.御殿地鶏

odenn

富士山麓・標高600mの御殿上場高原の清んだ空気と自然濾過水を飲んで元気に育ったロードアイランドレッド種。乳酸菌発行混合飼料を与えて腸内環境を整え、自己免疫力を向上させている。

 

10.土佐ジロー

tosa

天然記念物・土佐地鶏を父に、在来種・ロードアイランドレッドを母にもつ1代種。卵肉兼用の鶏で、食肉用となるのは生後、土の上で120~150日間飼育されたもののみだ。

 

多種多用な地鶏がまだまだ沢山あるので、今年一年は各地のトリを食べてみるのもよいだろう。

buono 最新号

最新号
buono Vol.2

¥980 (税込)
2017.01.06

詳細はこちら