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2017.1.31

肉好きはもう通っている!? スタイリッシュな精肉店・スタイルブッチャーってなんだ?

肉好きはもう通っている!? スタイリッシュな精肉店・スタイルブッチャーってなんだ?

一見、セレクトショップかと見紛うモダンな内外観。これまでの風情とは一線を画す精肉店が、いま注目を集めている。商店街の精肉店が姿を消す現代において、客とのコミュニケーションを重視し、“スタイリッシュな” 空間での対面販売による“スタイル” を重んじる精肉店(buonoでは「スタイルブッチャー」と呼ぶ)が東京・世田谷にある。

「ショーケースには神戸ビーフや松阪牛というような銘柄を記載することはありません。銘柄で売るのではなく、店独自の目利きで厳選した和牛を、お客様の目的に合わせてご提案しています」。こう語るのは証券会社から精肉店へ転身したTOKYO COWBOYオーナーの上野望氏。海外でも活躍した証券マンがなぜ肉に目覚めたのか?

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オーナーの上野望氏。アメリカ西海岸のサーフカルチャーを体現する彼だからこそ、カジュアルで居心地の良い空間に仕上がった

「和牛は日本が誇る食文化でありながら日本の人々がその魅力に気付いていない。アメリカにいながら、もどかしさを感じたのがきっかけです。そんな状況を打破したく辿(たど)り着いたのが、現代人にフィットする店構えとコンシェルジュによる提案型接客による精肉店でした」

仕入れルートから、店舗設計まで上野氏にとっては初めての経験であったため、苦労はあったというが業界の常識にとらわれなかったからこそ今のスタイルの店になったとも話す。

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注文が入ってからその場で切り分けるのが「フルオーダーカット」方式

「何人で食べるのか、メニューは、調理法は…。ニーズをヒアリングすることで、お客様はご存じなくとも、われわれが最適な部位を最適な分量でご提供できるんです。今まで避けてきた赤身が驚くほど美味しかった、などと聞くと提案し甲斐があったと思いますね」

目に見える〝真新しさ〞ではなく、目には見えない提案力。それこそがこの店の〝新しさ〞なのである。

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肉は掛け紙とともにパックされ、部位がわかるイラスト付きのカードが添えられる

 

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