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2016.9.30

【料理人列伝 第2話】ラーメン界のレジェンドが語る半生

【料理人列伝 第2話】ラーメン界のレジェンドが語る半生

日本のラーメン史を語るうえで、必ず登場する伝説の店「香月」。ラーメンブームを牽引し、”ちゃっちゃ系”というフレーズを世に広めた名店でありながら、2013年に惜しまれつつも幕を閉じる。当然ながらファンは黙っておらず、再開の声が絶えることはなかった。そして、2015年に六本木の地で待望の復活を遂げる。一連の香月の歴史の中心にいた人物、それが穴見勝喜氏だ。

 

ラーメン好きが高じ、タクシードライバーから転身

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穴見氏がラーメンに衝撃を受けたのは、25歳の時に食べたホープ軒の屋台ラーメンであった。当時の東京ラーメンといえば醤油の香りが立つシンプルなスタイルが主流だったが、屋台で出会ったのは旨い脂が”ギトギト”と浮いた一杯。以来、ラーメン店で働くことを夢見ながら屋台に通い詰めた。その年月、なんと9年間。

 

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屋台の店主にその想いが通じ、ある日、穴見氏にこんな言葉がかけられる。

「本気でラーメン店やるか?」

翌日には、当時勤めていたタクシー会社を辞め、ラーメン店で働きだしたというのだから、穴見氏の本気度は計り知れない。三年半の修行を積み、自分のラーメンの味が完成し、独立を果たすこととなる。資金に余裕はなかったが、早く開店したいという気持ちから屋台ラーメンでのスタートとなった。場所は青山。日を重ねるうちに、穴見氏の屋台ラーメンには人が押しかけるようになったのであった。

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