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2016.10.6

一度は行ってみたい、ウイスキーの聖地スコットランドへ【前編】

一度は行ってみたい、ウイスキーの聖地スコットランドへ【前編】

ウイスキーの聖地で、スコッチと叫ぶ。

街並みが世界遺産に登録されているエジンバラや、ネス川の沿う美しい街インヴァネスなど、スコットランドはただただ旅情を感じながら歩くのももちろんいい。でも、buonoに興味のある御仁が「スコットランドへ行きたい」などとのたまっている場合、その目的はひとつしかない。そう、もちろんウイスキー。そうだ、街並みなんて写真で見れば十分、俺達はとにかく聖地でウイスキーが飲みたいんだ。

そもそもスコッチウイスキーとは、イギリス北部のスコットランドで造られるものを指す。その面積・人口ともに北海道ほどでありながら、蒸留所の数はなんと130! それらがハイランド、スペイサイド、アイランド、アイラ、キャンベルタウン、ローランドという6つの地域にひしめき合っている。

スコットランドへの道中、ロンドンにあるスコッチバーの店主に聞いた話では、スコットランドのモルトは、地域や蒸留所の特色によって千差万別の味わいや香りがあるらしい。なんともはや。そこにどんな物語と麗しい酔いが待っているのか、ワクワクが止まらないじゃないの~。

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スコッチの秘密をグレンモーレンジィに見た

さて、ハイランド地方の小さな町、ティンである。なぜここへ来たのかというと、グレンモーレンジィなのである。ウイスキー好きなら腕利きの職人が集まる蒸留所として記憶にもあるのではないだろうか。北海と向き合う海岸沿いの蒸留所では、潮風がモルトの香りを運んでいく。うーん、これこそスコッチだよねぇ。グレンモーレンジィとはゲール語で「静寂の谷」を意味する言葉で、創業者のウィリアム・マサソンが肥沃な大地に敬意を表して名付けたものだという。

1849年よりウイスキーの生産をスタートしたグレンモーレンジィでは、当時オニオン型のポットスチルを使用するのが常識であったが、既成概念を打ち破る首長のポットスチルを使用したことで独特の口当たりを生み出したのである。形容するならばフレッシュでピュア。ほら、聞くだけで飲みたくなるでしょう?

グレンモーレンジィでは、スコットランド産の大麦とターロギー泉から湧き出るミネラル豊富な硬水を主原料に、イースト菌を加えて発酵させ、さらにスコットランドで一番背が高いと言われるポットスチルで蒸留。それをバーボン樽を主体に、シェリー樽、ポート樽、ワイン樽などで熟成を行うウッドフィニッシュする。銘柄によっては、オロロソシェリーやソーテルヌワインの樽を使うものもあるとか! いやー、鼻に立ち昇る香りへの妄想が止まらない……。
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グレンモーレンジィ蒸留所

住所/Glenmorangie Distilley Tain, Ross-shire TEL/01862-892-477 営業(ビジターセンター)/9:00~17:00、土曜10:00~16:00、日曜12:00~16:00 休み/クリスマス、年末年始 入場料/3ポンド

 

後編では高名なボトラーであるゴードン&マクファイルと、伝説的モルトバーであるあの店をレポート。スコッチ片手にお待ち下さいまし。

 

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