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2016.9.30

一度は行ってみたい、ウイスキーの聖地スコットランドへ【後編】

一度は行ってみたい、ウイスキーの聖地スコットランドへ【後編】

ボトラーズの先駆者、ゴードン&マクファイルへゴー!

ボトラーズと聞いてピンとこない人もいるかもしれないので、まずは解説を。ウイスキーの販売には2つのパターンが存在する。蒸留所が販売も行う「オフィシャル」と、蒸留所をもたずにウイスキーの原酒を瓶詰めして販売する「ボトラーズ」だ。その中で最も有名と言ってもいいのが、1895年に高級食料品店として創業し、スぺイサイドのインディペンデントボトラーとしてウイスキービジネスが始まったゴードン&マクファイル社である。

ゴードン&マクファイル社では、世界各地より独自に入手した樽で熟成させ、ピークを迎えたものをボトリングしている。蒸留所から仕入れた原酒の樽を保管する熟成庫には、なんと15000以上の樽を貯蔵。ぜ、全部飲みたい! と、心の声はさておき、マッカランやロングモーン、モートラック、グレンリベット、ストラスアイラなどの貴重なヴィンテージも眠っているという。鑑定家を意味する「コニッサーズ・チョイス」シリーズが有名で、ハイランド、スペイサイド、アイランド、アイラ、ローランドにおいて約50の蒸留所から仕入れた原酒を独自に熟成もさせている。シリーズの中には、既に蒸留所が閉鎖されてしまったバンフやポートエレンなど、レアなシングルモルトも…。せ、先生、やっぱり飲みたいです!

ちなみに、エルギン市の中心にある本社の1階には、オリジナルを含む多数のウイスキーや食料品を販売するショップも。ぜひ立ち寄ってみてほしい。

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ゴードン&マクファイル社

住所/58-60 South Street Elgin, Moray TEL/01343-545-110 営業/9:00~17:00 休み/クリスマス、年末年始

 

世界中のウイスキーファンがヨダレ全開なのであります。

最大のウイスキー産地と言われるスペイサイド地区の中で、人口500人程度の小さな村がウイスキーファンから注目を集めている。というのも、そこには「クレイゲラヒー・ホテル」があるから。ホテルに何の用が? と思われるかもしれないが、ココのバーである「クエイク・バー」が凄いのである。1893年にオープンしたホテルは、まさにスペイサイドのシングルモルトとともに歩んできたと言っても過言ではない。難しい話は割愛するとして、まずはバーの壁面をよーっく御覧じろ。そのコレクションに圧倒されること間違いなし! 例えばマッカランだけでも、年代別に蒸留所のオリジナル、ボトラーズと20以上が並んでいる。

クエイク・バーを訪れたウイスキー愛好家たちが書き記したテイスティングノートも必見。1940年代前後のマッカランは、現行のものとは違ってピート独特の味わいがあり、いい意味でマッカランの世界感を裏切ってくれる、とか、そうそう知ることができない情報がぎっしり。もうね、ここで飲むためにスコットランドへ行ってもいいです。否、ウイスキーファンなら行かねばならないと申し上げておこう。

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クエイク・バー(クレイゲラヒー・ホテル内)

住所/Victoria Street, Craigellachie Aberlour TEL/01340-881-204 営業/15:00~23:00 休み/不定休

 

前後編と二回に渡ってお届けしてきたスコットランドネタ、いかがでしたか? 肌感覚までお伝えできないのが残念でならないが、聖地で飲むウイスキーは日本で飲むよりも3倍は旨いと断じつつ、お別れするとしよう。そのウイスキー、もうスコッチ頂戴! では失礼。

 

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