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2016.10.3

どんな料理ともマッチする魔法のスパイス!クミンの魅力とは?

どんな料理ともマッチする魔法のスパイス!クミンの魅力とは?

魅惑のスパイス、クミンが知りたい

ほろ苦く、エスニックな香りが特徴的なクミン。その発祥の地とされているのはエジプト。古代ローマ時代には、富裕層に愛され、ラムやレバー料理に使われていたという。紀元前6〜3世紀にはインドに広まり、インド料理との相思相愛な関係がはじまることになる。

長い歴史をもつクミンについて、スパイス調合家でスパイス料理家の日沼紀子さんは「日本はスパイスになじみのない国。クミン=カレーに使うスパイス、という印象を持つかもしれませんが、世界中で親しまれている、その役割はとっても大きい。加工方法や加熱方法、調理の仕方によっても活かし方が変化するという点もクミンの面白いところです」と語る。探求し甲斐がありそうな魅惑のスパイス、クミンを学んでみたい。

世界に広がるクミンの魅力

クミンは世界で定着している香辛料のひとつ。どんな料理ともマッチするといっても過言ではない。

北米・南米 メキシコ料理やジャマイカ料理では、タコスやチリコンカンなどに欠かせないスパイス。

東南アジア シンガポールやマレーシアで食べられる麺料理ラクサは、ココナッツミルクベースのスープとハーブ、スパイスの組み合わせが特徴的。ここにもクミンが外せない。

インド インド人のキッチンに必ず置いてあるというスパイスがクミン。炒め物やスープ、クミンライス、タンドリーチキンなど、さまざまなものに用いる。

中東 中東の家庭料理であるひよこ豆のペースト、フムスに香りをつけたり、羊のケバブで臭い消しに加えたりと、クミンの出番の多い地域といえる。

アフリカ 広範囲なため地域によって差があるものの、穀物や豆を煮たり、野生動物、家畜などの肉を食べる時にクミンを用いる。

マグレブ モロッコの主食クスクス、チュニジアのタジン鍋、アルジェリアで食べられる野菜や羊の煮込み料理など、レモンやトマトなど酸味の強い食材とクミンを組み合わせることが多い。

 

(監修=日沼紀子さん)

日沼紀子さん/スパイス調合家・スパイス料理家 食品メーカー、カフェオー ナーを経て、現在はレシピ 開発やスパイス&ハーブのワークショップ、オリジナルブランド「アトリエクロワズモン」の主宰を務める。著書に『クミン料理の発想と組み立て』(誠文堂新光 社刊)がある。

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