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2016.10.25

本当は教えたくない、buonoな人々が足しげく通う器屋って?

本当は教えたくない、buonoな人々が足しげく通う器屋って?

今、器好きが最も注目する店『千鳥』。

全国の器フリークから支持を集める『千鳥』。店主の柳田栄萬さんは、もともと薬膳の料理人だった。器好きが高じてショップを始めようとした時、出合ったのが余宮隆さんの豆皿だったという。

「焼きの渋い輪花の豆皿と飯碗に心を奪われて。面識は無かったのですが工房を訪ねて、短期間で非常識なほど大量にお願いしましたが、快く応えていただけました」

柳田さんにとって、作家の思いにきちんと応えることは「売り手の責任」だ。「ここまでやってこられたのは作家さんのおかげなので、何より大切にしているのが作家性。時にはディスカッションをして、こちらからもアイディアを出します。あがってきたものに厳しい意見やダメ出しをすることもありますが、きっちり売り切ります」厳しい審美眼に基づいた作家との深い信頼関係は、買い手のことを考えた真摯な姿勢に繋がる。dsc_9407

「選りすぐった〝いい器〞をなるべくたくさんの人に伝えること。それが私の使命だと考えています」そんな柳田さんが考える〝いい器〞とは? 「美術品ではなく日常使いできる価格で、料理を盛りつけて美味しく映える、クオリティの高い器です」

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アンティーク什器が配された店内には約70名の作家の陶磁器、木の器、ガラス器、漆器など多彩に取り揃える。

訪れた人がゆったり見られるように挨拶以外は声をかけず、質問があれば合う料理とその理由、使い方を丁寧に説明する。オンラインショプも同じく、詳細なサイズだけでなく、イメージしやすいように料理と合わせた写真を掲載している。

「いまはSNSなどで情報が溢れていますが、〝いい器〞に出合うのは、うんちく抜きで、心のときめきや直感に従うことが大事です。自分の感覚を信じて、無名の頃から追いかけた作家さんに人気が出ると誇らしい気持ちになりますよ」

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